WSL UbuntuでASP.NET Core+SQLiteの開発環境のをつくる

オウルです。

今回は、ASP.NET Core 3.1 MVC アプリの開発環境を WSL Ubuntu に準備します。

※ Windows 版は、こちらを参考にしてください。

RDBMS は本業で SQLServer を10年近く使用しているため、SQLServer でと考えていましたが、SQL Server on Linux を動作させるためのマシンのメモリが、最低2GB要求されるため、今回は SQLite を使用します。

WSL Ubuntu 開発環境を構築

ローカル環境

Client OS Windows10
WSL Ubuntu 18.04.2 LTS
Editor Visual Studio Code
SDK ASP.NET Core 3.1
RDBMS SQLite 3.22.0

WSL Ubuntu 18.04.2 LTS インストール

WSL に Ubuntu 18.04.2 LTS インストールする方法は、次の記事を参考にしてください。

.NET Core 3.1 SDK インストール

コマンドプロンプトを起動して、次のコマンドを実行します。

Visual Studio Code インストール

Visual Studio Code インストール、Remote-WSL の設定は、こちらの記事を参考にしてください(Rust はインストールする必要ありません)

ASP.NET Core MVC プロジェクトの作成

WSL Ubuntu に接続して、次のコマンドを実行します。

拡張機能インストール

次の拡張機能をインストールします。

  • Debugger for Chrome
  • C#
  • EditorConfig for VS Code

NLog パッケージインストール

ASP.NET Core では、組み込みやサード パーティ製のさまざまなログプロバイダーと連携するログ API がサポートされています。公式ページにはログプロバイダーの一覧があります。その中で便利な NLog を使用します。

Visual Studio Code の Terminal から次のコマンドを実行します。

NLog の設定方法は、Getting started with ASP.NET Core 3 を参考にしてください。

ASP.NET Core 2.x の NLog は、次の記事にまとめています。

Startup.cs

デフォルトで SQLite を使用するように構成されています。

デバッグ

デバッグ / 構成の追加をクリックして ”{} .NET: Launch a local .NET Core Web App” を選択します。次のように「launch.json」に構成が追加されます。

WSL 証明書を信頼するように Windows 証明書ストアを構成します。

「launch.json」に、次の環境変数を追加します。

デバッグを実行します。トップページの Register リンクをクリックして、アカウントを登録します。

上記の図のようにログイン状態になると、アカウント登録は成功です。一応データベースの登録内容を確認します。

今回作成した ASP.NET Core MVC アプリを WSL Ubuntu + Nginx でホストするのは、こちらをご覧ください。

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