オウルです。
成績優秀、野球部の ”エース”、外見も悪くない、そんな３拍子揃った男子高校生であれば人気者、そしてモテモテ間違いなし！普通そう思いますよね。。。でも、湯神くんは人気者どころか、友達がいないのです。え？！なんで？？
ということで、今回紹介するマンガはこれだ！
『湯神くんには友達がいない１巻』
(C) 佐倉準
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高等学校を舞台としたコメディです。主人公の湯神くんは、成績優秀、野球部のエース、外見も悪くない。にもかかわらず、クラスメイトから距離を置かれています。けれど、当の本人は、そんなこと全く気にすることなく高校生活を満喫している変わり者です。
プロフィール
湯神裕二
上星高校の２年生。野球部に所属しており、エースピッチャーとしてチームを支えている。スポーツだけでなく、学業も成績優秀。落語家・燦々亭平楽（さんさんてい へいらく）の大ファンで、校内でも常にウォークマンで平楽の落語を聞いている。落語の話題になると話が止まらない。好きな食べ物はカレーパン。湯神くんの口癖、「よし、今日も完璧な一日だった」
綿貫ちひろ
上星高校の２年生。湯神くんのクラスにやってきた転校生。転勤の多い家庭に育ったため、友達と離れることの寂しさから、必要以上に誰かと話すことやめていたが、今回の転勤は長く滞在することになったため早く友達が欲しいと願っている。優しい女の子だが、内気な性格。転入して２週間経っても友達ができず、一人でお弁当を食べている。湯神くんと違って、この状況を寂しいと感じており、何とかしたいと思っている。湯神くんと周囲の騒動に、どんどん巻き込まれていく、ちょっと可哀そうな女の子。
え？湯神くん、いい奴じゃない
転校初日、ちひろが自分の自転車を停める場所がなくて困っていると、湯神くんが、青ステッカーを貼った自転車しか停めてはいけない場所にある、赤ステッカーの自転車を移動させて、ちひろの駐輪場所を用意してくれます。
数が限られてるっていうのに、入り口に近いからっておかまいなしに停める奴が多いんだ。だからって、こっちが別の所に停めたらまた困る奴が出てくるだろう。
『湯神くんには友達がいない』１巻より引用
(*￣ー￣)(*ー_ー)フムフム
言っていること至極当然で、いい奴じゃないか。なんで友達いないんだ？！
これぞ、湯神くん
いい奴じゃないと思ったのもつかの間。これぞ、湯神くんっていう、ちひろとのやり取りが始まります。
季節は教室の窓を開けると思わずブルっとしてしまう少し寒い春。そんな肌寒い日の授業中に、窓際の湯神くんは窓を全開。
窓が開いているせいで少し寒いので、ちひろが隣の湯神くんに窓を少し閉めてとお願いすると・・・
湯神くん：(´・д・`) え？嫌だ。
また別の日、その日も湯神くんは窓を全開。やはり寒くて一度断られたけど勇気を出して、ちひろがお願いすると・・・
ちひろ：窓・・・閉めてもいい？そこ、開いてると寒いんだ。
湯神くん：俺も寒い。
ちひろ：∑（゜д゜υ）
ちひろ：・・・じゃ閉めれば！？
湯神くん：嫌だ。
ちひろ：なんで！？
湯神くん：
なんでって・・・ひとクラス３０人弱いるんだぞ。こんな密室で窓を閉めきったらどれだけ空気が汚れると思ってるんだ。あの、二酸化炭素が溜まって空気が温まる感じが凄く気持ち悪いんだよ。実際身体にもよくないし。毒ガス室にいる心地になって空気を吸うのが嫌になるんだ。寒くても、毒ガス吸うよりマシだと思うから。
ちひろ：
・・・けど、体調悪くて寒がっている人がかわいそうだよ。せめて授業中は半分だけでも閉めよう？
[窓]‥) ガラガラ
湯神くん：
窓|・_・)ﾉ 半分はここだ。
『湯神くんには友達がいない』１巻よりセルフを引用
まだまだ続く湯神くんワールド
１巻では、
- 自分は友達いないのに、ちひろには友達を作った方がいいぞと勧めるの巻
- オレ（湯神くん）には友達は必要ないの巻
- 完全試合、ノーヒットノーランを逃し、実は普通に悔しい湯神くんの巻
と湯神くんワールド全開です。これほど、正直にモノが言えるのは清々しい。けど、身近にいるとイライラするのだろうか。
僕は湯神くんと友達になってみたいなと、だって毎日 (￣ｍ￣〃) ぷぷっ!と笑って過ごせそう。
いかがでしたか。湯神くんに興味を持たれた方は是非一度読んで楽しんでください。
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