この漫画読み始めると、流行りの「仮想現実」系かなと思ったのですが、ちょっと雰囲気が違うんですよね。
因みに「仮想現実」と似たような概念が他に2つあるので後で簡単に紹介します。知るとふーんとなって、おもしろさが増しますよ。
ということで、今回紹介する漫画はこれだ!!
バーチャル・リアリティ
仮想現実
「仮想現実」や「人工現実感」と呼ばれているVR(Virtual Reality)は、CG(コンピューターグラフィックス)などにより作り出された人工的な環境を、没入感をもたせることによって現実であるかのように知覚させる技術。僕の中で、この「仮想現実」をテーマとした有名なアニメ・小説は『ソードアートオンライン』、『ログ・ホライズン』ですね。
現実世界でもVRショッピングの試みが既に始まっているようです。すごいですね。
拡張現実
拡張現実(Augmented Reality略してAR)は現実世界の対象物に対して何らかの情報を付加・改変提示する技術。
複合現実
複合現実(Mixed Reality略してMR)は現実空間と仮想空間を混合・融合してリアルタイムに相互が影響する空間を構築する技術。
「複合現実」は、もはや僕には理解不能ですね・・・。『出会って5秒でバトル』1巻を読む限り、この理解不能な「複合現実」かなぁっていう印象です。そのあたりの推測も含めて読み応えがあって、ホントおもしろいですよ。それでは、どうぞ。
ある日突然
いつものように主人公の白柳啓(しろやなぎ あきら ※以降、アキラ)は、高校に通学していました。しかし、突然、目の前に車が止まり、そして、あきらかに怪しい全身包帯の男が、車から出て来るや否や、襲いかかってきました。辛うじて持ち前の頭脳をフル活用して、その男の撃退に成功します。がその直後、目の前に見知らぬ女性が立っていました。次の瞬間、腹部と腕が吹き飛んでしまいます。大量の出血、一体何が起きたのかすら分からず、そのまま意識を失います。
冷酷無残なプロジェクトのプログラム
アキラが意識を取り戻すと、ある場所へ誘導されます。そこには自分と同じ手枷をつけられた年齢、性別、職業がバラバラな人達が集まっています。そして告げられます。自分たちは外では既に死んだことになり、戸籍が存在しないこと、能力を実験するプロジェクトのモニターとして偶然選ばれ、強制参加であることを。
能力
全てのモニターには能力が与えられます。
プロジェクトの内容を説明しているオブザーバーに1人のモニターが、からみにいき、そして一瞬で命を絶たれます。そのオブザーバーの能力は「手を大砲にする能力」。
ルール
モニターにつけられた手枷は、拘束と同時にモニターの能力を制御しています。赤がロック、緑が解除。緑に点灯して5秒後に両腕と能力が解除されます。
そして、驚くことに、その能力で他のモニターを殺傷してもペナルティーが科せられることはないというのが、プロジェクトのプログラムを通しての共有原則です。
プログラムクリア条件
各プログラムに依存。
全プログラム攻略の報酬
不明。
主人公の能力
アキラは16歳の高校生です。学力は学年トップ、全国テストでもトップクラスの成績です。ゲーム以外の日常は退屈だと思っています。そんな高校生がある日を境に、冷酷無残なプロジェクトのモニターとして強制参加させられることになります。
そして気になるのが、与えられたアキラの能力です。
能力名
「相手があなたの能力だと思った能力」
1巻の見どころ
第1プログラムの始動
アキラは今得ている情報の不自然な点について考えます。
1つ目は、プロジェクトの目的は能力の実験であるという説明は、オブザーバーが既に能力を有していることから疑わしいこと。
2つ目は、プロジェクトのプログラムを全てをクリアしたときの報酬の話が不明なこと。
3つ目は、自分の能力である「詭弁家(ソフィスト)」は、自分がプレイしていたゲーム(WLP)の称号であることから、予め自分について調べられている可能性が高い。つまり、偶然モニターとして選ばれたという話との矛盾。
色々推測しますが、出した最終的な結論は、いっそこのゲームを遊びつくして、機をみて自分の能力でこのプロジェクトを管理している組織を潰す。
そして、ついに第1プログラムの能力を使った「1(ワン)on 1(ワン)」が始動!!
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